2024年8月8日に南海トラフ地震の臨時情報「巨大地震注意」が気象庁から発表されました。
幸いにも現時点で巨大地震は起きていませんが、初めて政府から発表されたのでとても不安になりましたよね。
私は、一人暮らしで実家は電車で1時間半ほどの場所です。
小型犬ですが犬を2頭飼っているので、避難するときは一人で2頭を守っていかなくてはいきません。
本記事では、私が考える一人暮らし女性が愛犬と同行避難をする際に、シュミレーションした防災グッズを記載します。
ご家庭の条件などによって、異なるかと思いますが、少しでの参考になれば幸いです♪
- 愛犬との防災を考えている
- 愛犬が多頭で災害時に守れるか不安な方
- 一人暮らしで犬を飼っている方
同行避難で心がけていること
私の地域は津波が来るとこです。
その為、地震があって津波警報が鳴れば愛犬と逃げる必要があります。
一人暮らし女性がチワワ2頭と逃げなくてはいけません。
しかも我が家のチワワは2頭で8キロあります。
地震があった時の想定として、窓ガラスが割れている可能性があります。
犬をリードでつないで一緒に走っていくことは、難しいと考えています。
必然的に非常持ち出しリュックを背負い、スリングに2頭入れて逃げる状態になります。
この状態で避難所や高台に行くのです。
そのため、私は身軽に逃げれることを心がけています。
よく、非常持ち出しリュックに3日分の水や食料など書いてありますが、絶対無理です。
家がつぶれていなければ家に戻るので、家に沢山の水や食料、防災グッズを置いてあります。
幸いにも家は鉄骨ですし、ハザードマップでみるとリスクは低めのところにあります。
同行避難で心がけていることは、とにかく身軽に愛犬と逃げる!です。
ちなみに「同行避難」は、愛犬と安全な場所まで避難することです。
「同伴避難」は、被災者が避難所でペットを飼養 管理することをいいます。
非常持ち出しリュックに入っているもの(防災グッズ)
先の通り、なるべく防災道具は家に置いていく→身軽に逃げれる準備をしておくことが大切です。
私の軽量に特化した荷物をご紹介します。
まずは環境省が発行している人とペットの災害対策ガイドライン<一般飼い主編>(平成30年3月発行)より犬の避難用品を基にご紹介します。
- 医療食、薬
- ペットフード、水(少なくとも5日分[できれば7日分以上]]
- キャリーバッグやケージ
- 予備の首輪、リード
- ペットシーツ
- 排泄物の処理道具
- 食器
医療食、薬
持病などのある子は必須アイテムですよね。
幸いにも我が家の犬達は、医療食や薬が必要ありませんので、避難袋には入れていません。
しかし、家の備蓄にはビオフェルミンを用意しています。
ペットフード、水
環境省が推奨するペットフードや水を5日分持ってはいけませんよね。
家には備蓄として必要日数分の用意がありますが、避難袋には最低限のもののみ入れています。
私の非常持ち出しには防災用クッキーが入っています。
人間用ですが、愛犬と一緒に食べる予定です。
「人間のものあげていいの?」「犬に塩分は…」など思われる方もいると思いますが、あくまで緊急事態の避難時の一時的対策です。
長期でこれを食べ続ければ病気になるかもしれませんが、まずは緊急時にカロリーがあって愛犬とシェアできるものを選びました。
犬はチョコレートはNGなので、味に注意してください。
例:ブドウ、玉ねぎなど
他にも、愛犬が水分補給もできるこれを数個入れています。
常温保管できますし、商品によっては賞味期限が1年半ほどあります。
(公式のグリーンドッグには賞味期限がちゃんと記載されています)
市販のドライフードで、お腹を壊すうちの子でも食べれます。
避難先でお腹壊されたら絶望ですよね…。
お水も愛犬とシェアを前提に500mlペットボトル2本入れています。
普通のお水は賞味期限が半年~1年半の為、数年単位の長期保存ができる保存水がオススメです。
キャリーバッグやケージ
我が家の軽量のコツはここです。
まず、避難時に愛犬を入れるスリングはfull of vigor メッシュスリング一択です!!
コンパクトになるし、Sサイズは重さ100gほどです。本当に軽いです!!
Lサイズでは、チワワが2頭入るので避難袋にはこちらをいれてあります。
軽くて薄いので、冬場はコートの下につけることもできます。
また、ケージについてですが、本当はクレートを持っていければいいのですが、避難する際に重くて持っていける自信がありません。
色々なソフトクレートを探しましたが、防災の観点から考えるとどうしても重いですし、片手が埋まってしまいます。
私が行きついたのは洗濯カゴでした。
こちらの選択カゴはチャックがついているのが最高です。
クレートに慣れていない子や入り口をガリガリしてしまう子は向いていませんが、我が家の子は使えそうです。
長期避難所で使えるものではないと思いますが、あくまで同行避難の際には使えると思います。
予備の首輪、リード
我が家は首輪は常につけっぱなしです。
慌ててスリングに愛犬を入れて避難した際に、リードを忘れる可能性があるので、安いリードを避難袋に入れています。
その際、鑑札を一緒につけています。
これで迷子防止も兼ねています。
ペットシーツ、排泄物の処理道具
こちらも沢山は持っていけませんが、圧縮袋に入れてこれでもかっ!!ってくらい小さくして避難袋に入れています。
また、BOSのごみ袋は匂いが出ないので、サイズ別で入れています。
個人的には小型犬の排泄用はBOSのSSminiが最推しです!
トイレットペーパーも芯を取って押しつぶして入れています。
食器
お散歩バッグの定番にもなっているともいますが、折り畳みフードボールしか勝たん!ですよね。
多頭であっても、2つだと重くなるので一つです。
まとめ
今回は、一人暮らしで犬を多頭していて、自力で逃げなくてはいけないアラフォー女性の非常持ち出し(防災グッズ)をご紹介しました。
この記事では、人間用の持ち出しについては書いていませんが、共通概念として軽量・最小限にこだわっています。
巨大地震が起きた時に、どこにいるのか・誰といるのか・家がつぶれるのか等条件は変わってくると思いますが、最悪何も持てなくても愛犬と逃げられればいいと思っています。
いつかは起きる地震に備えて、準備と心構えをすることで、不安と戦おうと思います。
同じ境遇の方が少しでも参考になれば幸いです♪