私のこと

犬活日記について。そして、私のこと。

いつも犬活日記を読んでくださり、ありがとうございます!

このブログはこれまで、犬活日記らしく「犬の活動」を中心に発信してきました。

でも、犬と暮らしていると、犬のことだけではなく、自分自身のことや、日々感じたこと、仕事のこと、人生のことまで、いろいろ考えるようになるんですよね。

これからは犬のことはもちろん、私自身の忘備録として、少しプライベートなことも綴っていこうと思います。

「こんなこと考えてるんだなぁ」と、気軽に読んでいただけたら嬉しいです。

私は頭が悪いと思っていた。でも、脳の使い方が違うだけだった。

私は長い間、自分のことを「頭が悪い人間なんだ」と思っていました。(謙虚などでなく本当に)
計算は苦手だし、数字もなかなか覚えられない。
同じ作業をずっと正確に続けるのも得意ではありません。

仕事でミスをすると、「なんでこんなこともできないんだろう」そうやって何度も落ち込んできました。

大人の発達障害なのかもと、セルフチェックしたこともありましたが、症状としてはその可能性は低く、「あぁ。普通に頭が悪いだけか…」ってなりました。

同僚Aさんと比べて落ち込んでいた日々

特に、一緒に働いている同僚Aさんを見ていると、その気持ちは強くなりました。
Aさんは細かいところによく気付き、仕事も正確で、一つひとつ丁寧に確認していく人です。

例えば、教科書の朗読をする際にAさんは一語一句間違わずに読めえるタイプ。
私は勝手に文章を捏造して読んでしまうタイプ。

その違いから、意見がぶつかることもありました。

尊敬している人だからこそ、悔しかったし、正直、嫉妬もしていました。

そのたびに、自分の未熟さばかりが目について、「私って人としてダメなんじゃないか」そう思っていたんです。

記憶の整理の仕方は人それぞれだった

でも最近になって、少しずつ自分のことが分かってきました。
きっかけは、「人によって記憶の整理の仕方が違う」と知ったことです。

私は、出来事そのものよりも、その時の感情や情景で記憶しています。
「あの時、こんな雰囲気だったな。」
「あの人、こんな表情をしていたな。」
「私はこんな気持ちだったな。」
そんなふうに、その場の空気や感情とセットで覚えていることが多いんです。

一方でAさんは、
「いつ、誰が、何をしたのか」
「どういう流れでそうなったのか」
というように、事実を順番に整理して覚えるタイプ。

だから、過去の仕事を振り返るときによく話が食い違っていました。

例えば、実際に現場でトラブル対応をしていたのは私なのに、私が覚えていることに対して、Aさんから「そこは違うよ」「こういう流れだったよね」と言われることがありました。

そのたびに私は、
「私がその場にいたのに、なんで否定されるんだろう。」
「私は嘘なんてついていないのに。」
と、腹が立つこともありました。

でも今なら分かります。

Aさんは私を否定したかったわけではなく、覚えている情報の整理の仕方が違っただけだったんです。

私は感情や印象で記憶し、Aさんは事実や経緯で記憶する。
だから、同じ出来事でも見えている景色が少し違っていただけ。

そして私は、自分が数字や細かな事実を覚えることがあまり得意ではないことも、理解できるようになりました。

だからこそ、以前のように「私が絶対に正しい」とムキになる必要はないのかもしれない。最近は、そんなふうに思えるようになりました。

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恥ずかしながら、感情的に話してしまうんですよね

私は「拡散型」、Aさんは「収束型」

さらに、「拡散型思考」「収束型思考」という考え方を知りました。

簡単にいうと、
拡散型思考は『アイディアを広げるのが得意なタイプ』
収束型思考は『アイディアを整理して形にするのが得意なタイプ』です。

拡散型思考の人は、
「こんなこともできるかも!」
「これとこれを組み合わせたら面白そう!」
と、次々に発想が広がっていきます。

一方で収束型思考の人は、
「それは実現できる?」
「どういう手順ならうまくいく?」
「優先順位はどうする?」
と、たくさん出たアイディアを整理し、現実的に進める方法を考えるのが得意です。

私は典型的な拡散型です。

普段から犬のことばかり考えています。
出掛ければ、
「これ、犬グッズになりそう。」
イベントへ行けば、
「これ、犬イベントに応用できそう。」
日常のちょっとした不便を見ても、
「もっとこうしたら便利なのに。」
そんなことを、いつも考えています。

だからアイディアだけは次々と浮かぶんです。

ただ、その反面、思いついたことが多すぎて頭の中が渋滞することもあります。
「これもやりたい、あれもやりたい」となって、一つに絞れなくなることも少なくありません。

私の仕事は、「楽しい」を形にする仕事です。

私は、「こんなことをやったら楽しそう!」
「こんなイベントがあったら喜んでもらえそう!」
と、まずアイディアが浮かびます。

でも、楽しいと思うことを実際に形にするには、アイディアだけでは成り立ちません。

逆にAさんは収束型。

たくさん出てきたアイディアを整理し、
「それなら、まずはこれからやろう」
「ここはこうした方が現実的だね」
「どうしたら安全にできるかな」
「トラブルなく進めるにはどうしたらいいかな」
と、一つひとつ現実的な形へ落とし込んでくれます。

私は次々と風船のようにアイディアを膨らませていく人。
Aさんは、その風船が割れないように、しっかり紐をつけて現実へ降ろしてくれる人。

だからこそ、私たちの仕事はうまく成り立っているのだと思います。

違うからこそ、お互いに補い合えていた

私は頭が悪かったわけではない。
Aさんより劣っていたわけでもない。

ただ、脳の使い方が違っていただけだった。


Aさんとは2015年から一緒に働いています。
長い時間の中で、たくさんぶつかりました。
泣いたこともありました。
悔しくて仕方ない日もありました。

私が、「これ面白そう!」と言う。
するとAさんが、「それなら、こうしたらできるよ」と形にしてくれる。

ずっと、その繰り返しだったんです。

今の仕事で楽しくやれているのも実績が作れているものAさんのおかげだと思っています。
拡散型思考の私と収束型思考のAさん。
相性的にはめちゃくちゃいいということが、改めてわかりました。

自分の強みを認められるようになった

今でも私は計算が苦手です。
数字も覚えられません。
同じ作業を延々と続けるのも得意ではありません。

そこは昔から変わりません。

でも、自分のことを「ポンコツ」だと思うことは減りました。
私には私の強みがある。

  • アイディアを出せること
  • 不便に気付けること
  • 「もっとこうしたらいいのに」を考え続けられること

それも一つの能力なんだと、最近ようやく認められるようになりました。

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できないことより、できることに目を向けると、少し生きやすくなるね。

これからも、自分らしく進んでいきたい

自己理解が進むと、自分を責める時間が減ります。
そして、周りの人への見方も変わりました。

Aさんは私を否定していたわけじゃなかった。
私もダメな人間だったわけじゃなかった。

私たちは、ただ脳の使い方が違っていただけ。
人はみんな、得意なことも苦手なことも違います。

だからこそ、一人では見えない景色を、誰かとなら見ることができる。

これからも私は、自分にないものを羨むより、自分にあるものを大切にしながら、自分らしく進んでいきたいと思っています。

最後に

この記事は、私自身の忘備録として書きました。

でも、もし今、「自分は仕事ができない」「なんでこんなこともできないんだろう」と、自分を責めている人がいるなら自己分析をおすすめします。

もしかしたら、それは能力が足りないのではなく、考え方や脳の使い方、得意なことが人と違うだけなのかもしれません。

私自身、自己理解が進んだことで、今まで欠点だと思っていたことが、見方を変えれば自分の強みでもあったのだと気付けました。

このページが、誰かが自分を責める気持ちを少しだけ軽くして、「私にも私の良さがあるのかもしれない」と思える、そんな寄り添える文になったら嬉しいです。