初めて愛犬と海や川に遊びに行って、
お水に入ったら必死の形相で泳いでいる愛犬、
水しぶきをバシャバシャたてながら泳ぐ姿、
こんな愛犬の泳いでいる姿を見たことありませんか?
犬って『いぬかき』って言葉があるぐらいなので
自然に泳げると思っている方が多いのですが。
実は、上手に泳げないわんこ多いんです!!
ここでは飼い主さんが犬の行動や体の仕組みを理解するだけで
愛犬が上手に泳げるようになります♪
前提として:ここでは、犬の脚がつかない状態で泳ぐときのことを言っています。
上手な犬かきとは
泳ぎが上手い犬はすぐにわかります。
泳いでいるときに水しぶき一切立てません。
頭が濡れないで水から出た後も上手いのがわかります。
犬かきの原理図
犬は水面と平行になることによって泳げる(前に進める)ようになります。
正しい位置なので、呼吸も楽に吸え、犬がパニックになりません。
上手な泳ぎ方の犬あるある
頭だけ濡れずにふわふわ
プードル系によくみられます^^
犬が溺れていると思う泳ぎ方
立ち泳ぎになっている泳ぎ方は要注意です。
犬は人間と違って体の構造上の理由から立ち泳ぎができません。
アザラシのように顔だけだすなんて論外ですね(笑)
可愛い♡
水面をたたく理由
- 純粋にパニック状態で暴れている
- 水から上がりたいので手が上にあがる
- 普段から前足を上げて立つ行動が目立つ子は立って何とかしようとする
※小型犬に多いイメージ - 後ろ足の筋肉が弱い、または筋肉質でお尻が下がってしまう
こういった子は水面をたたきながら前に進みます。
溺れているときの図
上手に泳げる図と比べるとお尻が矢印が縦になっているのがわかりますよね。
お尻が下がるので前脚が浮いて水面をたたいています。
上手な泳がせ方
- ライフジャケットをつける
→つけると自動的に体が横になるので、立ち泳ぎになりません - 犬と距離を取る
【悪い例】
近すぎると愛犬は飼い主さんにすがっていくので顔が上がって腰が下がっていきます。
どんどん立ち泳ぎになって悪循環です。
【良い例】
体が水平になるように距離をとると体が横向きになるので
上手な泳ぎ方の一歩になります。
これを心がけるだけでだいぶ違います。
ちょっとしたことですが、
愛犬の行動や体の仕組みがわかると上手に泳がせるコツがわかりますね!
愛犬との夏を楽しんでください♪