犬用ライフジャケット購入を検討している方に
おすすめのライフジャケットと溺れる可能性があるライフジャケットを
皆さんに知ってもらいたいと思い記事にしました!
安全のつもりで買ったライフジャケットが原因で溺れそうな子もたくさん見てきました。
これから購入を検討する方には是非参考にしてもらいたいです。
犬用ライフジャケットの必要性
ライフジャケットは救命胴衣と同じ役割をします。
水上に浮かせることを役割としていますので、脚のつかないようなところで遊ぶ時につけてあげてください。
また、SUPやカヌーなど犬を長時間泳がせるときは泳ぐ負担を軽減してくれますので、おすすめです。
犬は脚のつかない水中で静止することができません。
嫌でも泳がないと沈んでしまいます。
当たり前のことかもしれませんが、
水中で遊んでいるときは飼い主さんが愛犬をよく観察し、
無理させすぎないようにしてください。
犬用ライフジャケットの危険性
安全を目的としたライフジャケットですが、間違えると溺れる原因にもなります。
それは、サイズが合っていないことです。
人間の救命胴衣を着けたことがある人はわかると思いますが、ジャケットのように羽織った後、『これでもかっ!』というくらいベルトで締められます。
最後のひと締め、これがめちゃくちゃ大切です!
愛犬の為にと緩めにしておくのではなく、体にフィットさせるくらいきゅっ!としてください。
たいていのライフジャケットは発砲素材が入っていますので、クッション性があります。
ちゃんと締まってないことが多いので要注意です。
そしてライフジャケットの胸のクッション部分に注意してください。
うちの愛犬の胸部のサイズをしっかり確認してください。
小型犬の場合、この胸のクッション部分に腕が入って犬かきができず溺れてしまう子がいます。
このように水中の中で
脚が入ってします。
これは胸元のバックルをきつく締めればいいだけの問題ではありません。
特に、足の短いダックス系、足が細いプードル系は本当に注意してください。これは本当に怖いです。
大変失礼なことを言いますが…。
安いライフジャケットに限って胸のクッション部分が分厚く脚が入ってしまう設計のものが多いです。
おそらく犬のことはさほど考えて売ってはいないと思います。
よくある犬用ライフジャケットを真似しておこうみたいに感じます。
《ファッションでつけるだけ、脚のつかない場所には行かない、うちの子は胸が広いから大丈夫!》
という方は安いのでも大丈夫だと思います。
安くてもライフジャケットなら水に浮くからです。
しかし、安全を目的に購入する場合、泳ぎをサポートするつもりで購入する場合は、ちゃんとしたものを買ってほしいと思います。
これは声を大にして言いたい!
犬用ライフジャケットをつけるべき犬
脚のつかないような水中に初めて入る犬
ライフジャケットは上手に犬かきできるように作られています。
上手な犬かきとはなんぞや?
と思う人はこちらのページも読んでほしいです。
長時間水中の中で遊ぶ場合
長時間ってどれくらい?と思う人も多いと思いますが、
人間が足のつかない水中で5分間立ち泳ぎしてみてください。相当疲れます!
私は3分も持たないかもしれません…。
うちのゴールデンレトリバーはお水大好きで何時間も遊べる体力お化けでした!
犬も同じで相当な体力を使って遊んでます。
ライフジャケットをつけているだけで浮遊力があるので泳ぐ負担を軽減してくれます。
マリンスポーツを一緒にする犬
これは長時間遊ぶという理由もありますが、自然の中で遊ぶ時は流されたり、波に飲み込まれたりなどのリスクがあります。
飼い主のそばを離れる可能性が少しでもある場合はつけておいたほうが安心です。
高齢犬
お水が大好きで何時間も泳ぎ続けれられる犬が一定層います。
うちのゴールデンも同様です。
高齢になってもおもちゃを投げられれば喜んで水にダイブして遊んでしまいます。
しかし、遊び終わっと後にガクッと疲れがきてしまいます。
泳ぎに自信がある犬でも、高齢犬になったらライフジャケットをおすすめします。
愛犬の様子を観察しセーブするのも飼い主さんの役目ですが、
ライフジャケットをつけて少しでも泳ぐ負担を軽しくて遊ばせてあげてください。
犬種
泳ぐのが好きか嫌いか、上手か下手かに関係なくライフジャケットを使たほうがいい犬種がいます。
ダックス
胴長の犬種は上手に泳げる子もいますが、丸太のようにゆらゆら転覆することがあります。
すぐに戻れる子がほとんどですが、ライフジャケットを付けていれば、回避できます。
イタグレ/ウィペット
筋肉質な犬種という意味であげてみました。
筋肉質な犬種はお尻が重かったり、水に浮きにくいので泳ぐ負担が大きいです。
そういった子はサポートの意味でもライフジャケットがおすすめです。
フレブル/パグ
この2犬種だけではないのですが、鼻ぺちゃ系は気道(鼻や喉、気管など)が狭いので
お水が変なところに入ったり、泳ぎ方によっては水しぶきが自分にかかり呼吸困難になる場合もあります。
着用をおすすめしたい犬種になります。
犬用ライフジャケット購入のポイント
サイズの選び方
本来は着用してみることをおすすめします。
大きいよりは小さいほうがいいので、サイズで悩んだら少し小さめを買うのが良いと思います。
しかしここで注意!!
胸のクッション部分に愛犬の脚が入ってしまうがどうかはある程度、水に入らないとわかりません。
特に小型犬、足が短い子は、水に対しても反応や骨格によっても違うので、体高何センチ、体長何センチで測ってわかるものではありません。
前足の可動域に胸クッションが当たればやめておいたほうが良いです。
じゃあどうすれば??
というかたは下記で紹介するライフジャケットを購入検討して下してください。
一番安心です!!
ライフジャケットのあごのせは必要か?
最近?よくみかけるあごのせタイプですが、高齢犬なら付けたタイプでもよいかと思います。
しかし、若い犬やおもちゃが好きな犬は、反対に邪魔になっているように思います。
あごのせがあると地上に上がった時に下が見えないですし、水中でおもちゃを取りたい子は何度も滑って取れないのを見たことがあります。
首元の負担軽減がウリのようですが、
実際に犬がそれをつけていることで「首元の負担が減ったわ~」
と言わないのでわかりません。(笑)
犬と遊ぶプロおすすめのライフジャケット
なんだかんだと結果に行くまで長くてすみません!
おすすめPOINT
日本のアウトドアメーカーが作っていますので、素材含め信頼性があります。
おすすめPOINT
上部と下部の浮力体が分かれていて、かつ中の浮力体は二層構造なので、浮遊力がしっかりあります!
おすすめPOINT
小型犬や脚短い子に心配な胸のクッションがありません!
前脚の可動域が広い子でも安心して泳げます。
おすすめPOINT
首まわり、胸まわり、ウエストまわりの3ポイントでしっかりホールドします。
是非、参考になれば幸いです!
最後に:ライフジャケット着用の注意点
- ライフジャケットは着用していれば溺れないというわけではありません。
- メーカー指定に沿って正しい着用をしてください。
- 安全のため、遊泳中は必ず飼い主さんは目を離さず見守ってあげて下さい。
- 素材の経年変化により浮力や強度は低下していきます。
摩耗や破損のはげしいものや、浮力の低下を感じたときは新しいものを買い替えて下さい。 - 装着の際には全てのストラップ、バックルを確実に締めて身体にフィットさせ、ハンドルを掴んで引き上げたときにずり上がることがないかチェックして下さい。
グッズカテゴリーでは私の使っているグッズのレビューやオリジナルグッズを紹介してます。
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