暑さが苦手な愛犬との夏のお出かけ先は自然と涼しいところになりがちですよね。
川遊びは、夏でも愛犬の運動不足やストレスを発散できる最高の場所です♪
でもこんなことでお困りじゃないですか?
- 川って犬と入ってもいいの?
- 愛犬と一緒に入れる川遊びスポットを知りたい!
- 人が少なくて愛犬とのびのび遊べるスポットを知りたい!
そんな情報を求めて、ネット検索する愛犬家も多いのではないでしょうか。
しかし…。あんまり情報ないですよね。
そうなのです!
愛犬家は人が少ないことにメリットを感じているので穴場は教えたくないのです!!
犬と遊ぶ仕事をしている私は、犬と入れる川スポットを常に探しています。
その際、犬と遊べるかどうか見極めるポイントをご紹介します。
自分で探すことによって、穴場の川遊びポイントで愛犬とのびのび遊べますよ^^
そもそも犬は川にいれてもいいの?
ここでは、犬が川に入りたいかどうかではなく、川に犬を入れる行為が大丈夫かどうか説明いたします。
結論から言うと川に犬を入れても問題ありません。
河川法2条では川の利用について下記のようにあります。
河川は、公共用物であつて、その保全、利用その他の管理は、前条の目的が達成されるように適正に行なわれなければならない。
e-Gov電子政府の総合窓口
川はみんなのものです。といった意味ですね。
基本的にどんな川にも入れます。
しかし、一番大事なのは【安全に遊ぶ】につきます。
『立ち入り禁止』と立札が立ててあったりする場所は同時に『危険』という意味でもあります。
川遊びポイントを探すときは安全とモラル、マナーをしっかり考慮しましょう。
川遊びポイントを探す前に絶対に確認してほしい事
探しに行こうと思っている場所の天気は必ず確認してください。
当日はもちろんですが、前日の天気、前日が雨天であれば降水量を必ず確認してください。
【○○(地名)雨量水位情報】と検索すれば大体、県の情報が出てきます。
これ、本当に大事です!
遊びのことだと皆さん『お休みはこの日しかない!』と思い切って行ってしまいますが、
情報をよく見て判断して下さい。
愛犬と入れる川の見分け方
犬と遊ぶ仕事をしている私は、ある程度ネットで目星をつけて実際に視察に行きます。
①キャンプ場がある川を探す
キャンプ場は基本的に川遊びしやすいところにありますので、キャンプ場を拠点に探します。
キャンプ場を拠点にするとこんなメリットがあります。
- 水質が良い
- 一定の安全度がある
- トイレや着替え、駐車場がある
もちろん、キャンプ場でそのまま川遊びしてもOKですが、キャンプ場には子供達が多く、愛犬とのびのび遊べないこともしばしば…。
もっと愛犬とのびのび遊びたいという方は次のステップへ
②キャンプ場の上流または下流ポイントをチェック
一番遊びやすい川ポイントはキャンプ場のウリでもあります。
人が多く、犬を遊ばせると子供や犬飼いではない方とのトラブルになりやすいので注意しましょう。
川の上流、下流で人が少ない穴場をまずは探してみましょう。
たまに、キャンプ場の方が『キャンプ利用者以外川遊び禁止』と看板を掲げていたりしますが、河川法で私有化できません。おそらく土地の方の権利だったりします。なによりトラブルの元なので、そういった場所は素通りしましょう。
③選んじゃいけないポイント
中洲(ナカス)を拠点にしない
遊びやすそうな場所が多いのですが、急な天気の変化や、上流の山間部で雨が降った時などに急激な水量が増えて中州に取り残されたり、最悪流されたりします。
一時的に遊ぶなら変化に気づきやいですが、テントなどを立てていると逃げ遅れる場合もあります。
こういった場所を拠点にするのはやめましょう。
堰(セキ)の付近
水を他へ引いたり流量を調節したりするため、川水をせきとめる所が川を歩くとよく出てきます。
ここは川の流れが変わり渦のような循環流となるため、はまってしまうと抜け出せなくなります。
こういったところで遊ぶのはやめましょう。
取水口付近
取水口は河川などから水を上水道や農業用水路に導き入れる所です。
犬が入ってしまうと大変危険です。
そもそも、農業用水路になるような場所の川は選ばないようにしてください。
④選ぶべきポイント
選んじゃいけないポイントを回避して人が少ないポイントを見つけたら、ここをチェック!
- 川の流れが緩やかかどうか
- 浅瀬であるか
- 一部分は深くても下流に必ず浅瀬がつながっているか
- 見通しが良いかどうか
安全が確認できたら、愛犬とおもいっきり遊びましょう♪
もちろん、ゴミや排せつ物の処理などマナーは守りましょうね!
参考になれば幸いです♪